本日は,
ご乗車いただきまして
ありがとうございました
ついでに、ではありますが
ふるさと秋田県産
三関さくらんぼをご紹介させてください。
さくらんぼと言えば山形、
山形と言えばさくらんぼ。
秋田のさくらんぼって美味しいの~?
まだまだ全国的に知名度が低い三関さくらんぼは山形県のすぐお隣の県境に位置しております。山形でさくらんぼが作れるならすぐ北にある三関地区でもさくらんぼが作れると思ったのがきっかけ。いわば山形の手法をあれやこれやと試行錯誤しながら栽培を始めていきます。
リンゴ農家からの脱却
しかしながらリンゴ農家が多かったこの地区では果物を育てる技術はもともと持っておりました。全くのゼロからのスタートではありませんでしたが、当時は名人はおろか農協などにも知識を持っている方はおらず相当な苦労があったに違いありません。
第二のさくらんぼ生産地に
はじめての栽培が始まり徐々に技術を蓄えながら三関地区は山形に次ぐ第二の生産高にまで成長していきます。今では東北地方を中心に各地で栽培されているようですが地域連携から生み出される技術と伝統をもつ三関地域は日本でも数少ない秀でた生産地となっております。「品質勝負」は広告のキャッチコピーではありません。農家さんの自信の表れなんです。
なぜ三関さくらんぼは美味しいの?
風の通り道
なぜさくらんぼ栽培には風が重要なのでしょう。さくらんぼの木はリンゴやナシに比べて多くの葉を持ちます。葉の真下に実がなるため無風の場合、一度も太陽に当たらないことになるのです。奥羽山脈を流れるそよ風は大切なミネラルとなります。
水と土
名水百選に選ばれている湯沢市。お米・果物に加えセリの生産も盛んな三関。そこに適度な斜面を利用して作られるサクランボは水はけ状況も最高なんです。春先に溶け出す残雪と豊富な地下水で三関さくらんぼは成長していきます。
半世紀以上の技術と伝統
湯沢市三関地区は農産物の栽培にはもともと適した土地柄です。だからと言って美味しいさくらんぼができるわけではありません。何度も失敗し、データの積み重ねよりおいしさを毎年追求してきた農家さんの努力によりいいものが作られていきます。
全国のさくらんぼ生産地の中で50年以上携わっている農家さんは決して多くありません。
独特の栽培方法で
蜜を閉じ込めます
枝をよく見ますとあちらこちらから蜜が溢れ出ています。この蜜をできるだけ一粒一粒に取り入れうるように独自栽培に力をいれています。糖度の高さは言うまでもありません。
光沢の輝きに驚きを
「真夏のルビー」と例えられるさくらんぼ。箱のふたを開けた途端その輝きに驚きを感じます。特に三関さくらんぼはミネラルたっぷりの地下水上に植えられているため他の地区とは比べ物にならないくらいの輝きと艶をはなちます。目でも楽しませてくれる、それも選ばれるひとつの理由になっています。